多言語のさんぽ道

なんでもない普通の30代主婦が子育てをしながら多言語を勉強し、記録するブログです。主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

【読ログ】ロシア語の余白の余白

なんとなく語学学習のモチベーションが上がらない時ありますよね。

そういう時、私は語学のエッセイなんかをゆるりと読むことがあります。

息抜き大事!

比較的手に取ることが多いのが黒田龍之助氏の本。

ロシア語についてすこしかじれるし、氏の、気負わない学習者目線寄りのエッセイが、そうだよね、語学って楽しむためにやるもんだよね!という初心に帰らせてくれるからです。

この本については、今やっている言語とロシア語との違いについても考えさせられるので、視点が広がってもっと色々知りたい!となるところも良いです。

これから普段読んでいる語学系の本の紹介も少しずつしていきたいと思います。

新しいものに出会った時の驚きが大切

初心者の場合、単語を覚える際に、一定のレベルに達するために単語帳を使うことが多いですが、

ふとした時に出会った未知の単語を覚える刺激もまた大切だと思います。

 

今日出会った単語

seau バケツ

 

こんな出会いもまた一興。

臨月に入りました。

先週土曜日に、ついに妊娠10ヶ月、臨月に入りました。そして次の日に退院。

点滴3週間きつかったなぁ。

今日を含めてあと3日、張り止めの薬を飲んだら薬を飲みやめて、自然な陣痛を待つのみです。ソワソワします。

 

妊婦は浮腫むと聞いていたけど、先週金曜日くらいから寝起きの手のむくみが出てきました。しかもそれまで全然むくみなどなかったのに、いきなりです。

帰宅してからはさらにひどくなり、一昨日からは手だけではなく、足のむくみも出てきました。

妊娠後期の追い込みむくみですかね?笑

これも意外に大変です。足がゾウさんみたいなんですから!笑

そして昨日は前駆陣痛があり、病院に電話して確認したりして、焦っていました。

いろいろ大変!

でも、泣いても笑ってもあと数週間。

妊娠しても特にお腹に感想とか抱くことはなかったのですが、今では大きくなったお腹を愛おしく感じるまでになりました。

人は変化するものですね。

あと少し、妊婦頑張ります。

 

真面目になることって必要?

真面目ってふつうに良い言葉(良い意味で使われる言葉)って思われてるフシがあるけど、それって本当かな。

 

私はもともとクソ真面目っぽい性格で、それを直したいと思っていたりします。

日本人によくあるマジメさん、ですよね。

基本それで人から何か不満を言われたことはなかったんですが、他人から見て害はなくても本人には害だってことです。

誰かからもらった規範を無意識に取り入れて、生きづらくなっていることがよくあります。

真面目に取り入れて、マジメに生きて…

 

もういいじゃん!そんなこと。

 

誰かのいい人じゃなくていい。もっと自分勝手に生きてもいいじゃないか。

好き勝手にブログ書いてもいいじゃないか!笑

自分に言い聞かせるブログになりました。

 

外国語のおしゃべりと芝居の関係

喋る言語によって、性格が変わることってありませんか?

私はあると思います。

日本語では遠慮しがちになったり、引っ込み思案になったりしがちなんですが、

英語になると途端に積極的に自分のことを話し出したり、どこか陽気になったり…笑

一方中国語では、とにかく話して自分のことをわかってもらおうと奮闘したりしちゃいます。大胆になるというか、ポジティブ元気!いけいけドンドン!になります笑

それは発言することで少しでもわかってもらえるだろう、という楽観的な希望があるからだろうと思います。特に中国語は言語自体が大らかなイメージ。

フランス語については、まだまだ自由に自分のことを言うだけの流暢さがないのでわかりませんが、きっと少しだけ慎重になったり、よく考えてから自分の意見を組み立てて言う感じになるのかなぁと思います。

そして、表題に翻って芝居との関係。

昔、芝居を習っていた頃、講師の方に「なりきること」と言われたことがあります。

今日ふとそのことが頭に蘇り、なりきることって外国語を喋る時も同じじゃないか?と思いました。

その言語の思考回路に自分を置いて、その言語話者として(その言語話者になりきって)話す。

芝居が役ごとの人格になりきってやるものだとしたら、言語は言語ごとのテンションや思考回路にそって自分を変化させて使われるもの、なのかなと。

言語によって同じことを言うのでも表現方法は様々です。

その違いを味わうのも言語を学ぶ楽しさであると思いますが、その時々の人格(言語格?!)によって自分が変わる楽しさも同時に味わっていきたいと思うのでした。

 

 

【読書ログ】おしゃべりなドイツ語

この本は参考書ではなく、実際にドイツ語会話を楽しむための実践的アドバイスやドイツ人の文化、価値観を学ぶエッセイのような本です。

会話をするにあたって必ず必要になるあいづちのバリエーションを増やす項目であったり、

ドイツ語にも感情を表す短い心態詞という言葉があり、それは細やかな感情の機微を表してくれる、

など、会話に実際に必要な知識を授けてくれる他、ドイツ人の価値観、文化、教育制度にも踏み込んだ、ドイツを深く知れる教養書にもなっています。

私はまだ本格的にドイツ語の勉強を始めたわけではなく、分離動詞や格変化がある、くらいの簡単な知識がある程度ですが、それすら知らなくてもさらっと読めてしまう、息抜きにぴったりの本です。

語学のモチベーションが下がった時の対処法やトピックに応じた1分間スピーチの練習原稿など、訓練用の資料もたくさん付いていて、今まで見たことのない語学書です。

他の言語学習にも応用できる内容ですので、コスパ良し!の一冊。

一読してお気に入りになりました。

早速、ドイツ語書籍の一員に加えようと思います。