多言語のさんぽ道

なんでもない普通の30代主婦が子育てをしながら多言語を勉強し、記録するブログです。主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

生活の合間にリスニング。

子どもが産まれて昨日で2週間経ちました。

毎日お世話で1日があっという間に終わります。

どんなに眠くても、子どもに良い変化があると元気になってしまうのが不思議です。

最近は疲れが溜まってきたのか、全く頭が働かず大変です。今日は結構眠ることができたのでだいぶ回復した感があります。

ところで、子が産まれてからの自分自身の生活の記憶が今のところほぼありません。それらは一体どこにいっているのか?

語学学習もなんとかやろうとして、ラジオだけは聞いています。ひたすらリスニングのみ。

生活の記憶と同様に、頭が正常に戻った時にはきっとそれらの記憶もないのでしょう!笑

脳にただ音を響かせてなんとか今までの蓄積を忘れないようにしている感じ。

今はそれでも上出来!少しまた余裕ができたら再開しようと思います。

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しかし、勉強とか自分自身のことより大切なことができるなんて、全く思ってもみませんでした。

出産前、親になって自分より大切なものができた、とか言っている人がいるけれどもそんなことあるのか?と思っていました。

今実感してみると、それは身体が勝手に子どものために動いてしまう、反応してしまうということもありますが、

子への気持ちが自己愛の延長線ではなく、こんな自分のところにこんなピュアな存在がやってきてくれた奇跡に感動していることから発されている。そんなところでしょうか。まあ、ホルモンの関係もあるのでしょう。

親になるって不思議なことですね。

 

 

子の誕生。

昨晩に破水し、今日の午前中に子どもを出産しました。

今は疲れでヘロヘロになっています。

出産したことを今も本当かなぁ、なんて思っている不思議な自分がいます。

意識が半分どこかに飛んでいるようです。

何より無事に産めてよかった。

記念日になった記念にブログを書きました。

【読ログ】言語学習法にまつわる本 

今回は、今まで読んできた言語学習本を紹介します。有名なものも多いですがご了承を。

皆さまのご参考になれば。

私自身の学習法についてはまた後日、別記事でアップしたいと思います。

◯外国語上達法 千野栄一 著

元祖外国語学習法本、だと私的に思います。初めのスタートダッシュが大切。はじめの1000語をまず覚えよう。

 

◯20ヶ国語ペラペラー私の外国語学習法 種田輝豊 著

著者の血の滲むような努力がうかがえ、発奮の材料になる。冒頭のホテルでのやり取りが忘れられない!

 

舛添要一の6ヶ国語勉強法 舛添要一 著

地道に学習してきた氏の体験談。半年かそこいらでは語学は身につかない著者の主張は至極真っ当です。

 
また、私は読んでいませんが、舛添氏の上記の本のリニューアル本も出ているようです。合わせて載せておきます。

 
◯最強の外国語習得法 Kazu Languages  著
今話題の多言語インフルエンサーが書いた勉強法。アプリの活用等参考になります。

◯総理通訳の外国語勉強法 中川浩一 著
スピーキングファースト!日本人に向けた、英語脳説とは真逆の日本語から考える有用性を語っています。

 

 

 

 

遊ぶように学ぶ

昔、NHK大河ドラマに『平清盛』がありました。

私、あのドラマの"子どもが遊ぶように生きたい"という台詞が忘れられません。

遊びをせんとや生まれけむ

ドラマで何度も流れたテーマでした。

時が経つのも忘れて夢中になって生きる。そんな、没頭した時間ほど人生で価値あるものはないのでしょう。

 

好きなものには自然と没頭してしまう。

好きな人と過ごした時間、好きなものと向き合って過ごした時間。

そんな時間をこれからの人生で増やしていきたいです。

だから、

◯何が好きなのか

をいつも見つめていたいです。

 

何かを学ぶ時も、好きなところを見つけてそこをただ追っかけて楽しんでいけたら。

できないところだけじゃなく、

・好きなところ

・できるところ

・楽しいところ

をいつも見つけて学びたい。自分を鼓舞するように。

結果より過程を大切にできたら。

暇人のキレイゴトなのかもしれません。

でも、それが私にとっての、遊ぶように学ぶ、です。

 

私が言葉を教えるならば。

先日ふと、外国語学習を学習者目線ではなく、指導者目線・よく知っている人目線で考えたらどうなのだろうと思った。言い換えるなら、

私が日本語を教えるならば。

日本人なので、日本語は知っている。もちろん私は日本語教員ではないし、専門的に学んだわけではない。あくまで身近な友達に日本語をゼロから教えるなら、という設定だ。

ゴールが霞んで見えず、ガイドもいない登山者が、時たま出くわしたヘルプによってだけで到達点を目指すより、ガイド付きの方が当たり前に明らかに早く確実に目的地に到達できる。
今後の自分の学習に何か得るものがあれば、から始まる妄想だ。

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この記事の流れ

  • 今までの学習方法
  • 実際に教えるなら 
  • 今までの認識との違い
  • まとめ

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〈目標 簡単な会話ができるようになる〉

今までの学習法

とりあえず気に入った教材を自分で探し出し、やり方を模索する(一応克服すべき課題を持った上での選択だけれど)←やみくも、出たこと勝負、やりながら考える

1 まず文法かな? 例文大事だよね。

2 とりあえず発音してみよう 音に慣れることが大事!

3 単語も覚えなきゃ

4 人と話してみよう!それから次の課題を見つけよう。

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文法→発音→単語→会話

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ざっくりとこんな感じ。

 

◯実際に教えるなら

目の前に人がいる。私の発言をキラキラした目で待っている。笑

・アイスブレイク編

・日常会話編

の順に考えてみたい。

【アイスブレイク編】

1 あいさつ 

おはよう、こんにちは、こんばんは、など

2 日本人のコミュニケーション習慣について知る

・対人関係、距離感の取り方(礼儀を重視する)

・日本人独特の仕草(お辞儀、頻繁なうなづきなど)

・思考習慣(まず同調して、調和を図ろうとするなど)

3 簡単な問いかけ、語りかけ、受け答え

今日は天気がいいですね、あなたのことを教えてください、もう一度言ってください、など。
肯定、否定の仕方(はい〜です、いいえ〜ではないです)も含む。

4 簡単なリスニング能力

典型的な応答へのリスニング力は問いかけと同じくらい大切だと思う。まずは定型文を覚えてしまおう。

 

☆ここまでの段階で、その国の人のコミュニケーション習慣への理解が意外に重要な要素なのではないかと気づく。

日本以外なら、例えば

中国:何か不都合なことが起きた場合、謝罪の言葉よりも事情の説明を大事にする

タイ:微笑みながら……

これは学習者としては後半に身につければ良いかと思っていたことだったので盲点だった。

 

そして、大切な視点だと気づいたのは、

最初はきちんとした普通の正しい日本語を

いきなり、カジュアル表現、スラングは良くないということ。

カジュアルであればすぐ仲良くなれるのは学生まで。

初対面の人同士が打ち解けるのは相手への安心感が深まってから。それまでどれだけ相手に自分の配慮が伝わるか、か重要な気がする。(はじめに配慮とか考えてしまうのは私が日本人だから?)

アイスブレイキング能力の重要性を感じる。まず親しみを持ってもらうために何をすべきか、ということ。

次に、少し深掘りして

【日常会話編】

会話にはもちろん文法も必要、ということで、文法や他の要素についても考えてみた。

まず、感情表現、形容詞を覚えてしまおう。

・悲しい、嬉しい、どんな気持ちだ、等

・それがどんなだ、等

結局、私たちは目の前の人の価値観が知りたいのだ。
それによって自分との接点を知り、仲を深めたいだけなのだ。

それで、
英語でいうところのSVC、SVOを使った文は言えるようになりたい。

写真なんかを見ながら片言でもいいから談笑できたら、はじめの一歩としてはかなり上出来なんじゃないか、と思う。

ということで、アイスブレイク編、日常会話編をまとめると

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あいさつ→その国のコミュニケーション習慣について知る→問いかけ表現、受ける表現を覚えよう+リスニング能力

感情表現、形容詞から覚える→SVC、SVOが言えるようになる

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◯今までの認識との違い

〈妄想前〉

何も言われなければ、今までの学習法(学校英語の延長線上の学習方法:机上の知識重視)で行くのだと思う。そもそも、やり方のキーワードが全然具体的じゃない。

文法→発音→単語→会話(笑)(何かを指しているようで、何にも指してはいない)

〈妄想後〉

実際目の前に人がいる、ということを具体的に想定することが何よりも大切。
そうだよね、言葉だもの。
伝える相手ありきだよね。というあたりまえの感想。

◯まとめ

会話ができるようになるためには、ガチガチの机上の知識から入る必要はない。

〈留意すべきこと〉

・その国の人のコミュニケーション習慣

・リスニング能力は大切

・まずはきちんとした普通の言葉を使う(✖️スラング

〈覚えること〉

・あいさつ

・簡単な問いかけ表現、受ける表現

・感情表現、形容詞

SVC,SVOの簡単な文構造

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◯やってみての感想

とりあえずは備忘録としてもこんなところでしょうか?

もっとレイアウト的にも中身も洗練していきたいところです。

気づき次第、改良したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

【読ログ】ロシア語の余白の余白

なんとなく語学学習のモチベーションが上がらない時ありますよね。

そういう時、私は語学のエッセイなんかをゆるりと読むことがあります。

息抜き大事!

比較的手に取ることが多いのが黒田龍之助氏の本。

ロシア語についてすこしかじれるし、氏の、気負わない学習者目線寄りのエッセイが、そうだよね、語学って楽しむためにやるもんだよね!という初心に帰らせてくれるからです。

この本については、今やっている言語とロシア語との違いについても考えさせられるので、視点が広がってもっと色々知りたい!となるところも良いです。

これから普段読んでいる語学系の本の紹介も少しずつしていきたいと思います。

新しいものに出会った時の驚きが大切

初心者の場合、単語を覚える際に、一定のレベルに達するために単語帳を使うことが多いですが、

ふとした時に出会った未知の単語を覚える刺激もまた大切だと思います。

 

今日出会った単語

seau バケツ

 

こんな出会いもまた一興。