多言語のさんぽ道

なんでもない普通の30代主婦が子育てをしながら多言語を勉強し、記録するブログです。主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

私が言葉を教えるならば。

先日ふと、外国語学習を学習者目線ではなく、指導者目線・よく知っている人目線で考えたらどうなのだろうと思った。言い換えるなら、

私が日本語を教えるならば。

日本人なので、日本語は知っている。もちろん私は日本語教員ではないし、専門的に学んだわけではない。あくまで身近な友達に日本語をゼロから教えるなら、という設定だ。

ゴールが霞んで見えず、ガイドもいない登山者が、時たま出くわしたヘルプによってだけで到達点を目指すより、ガイド付きの方が当たり前に明らかに早く確実に目的地に到達できる。
今後の自分の学習に何か得るものがあれば、から始まる妄想だ。

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この記事の流れ

  • 今までの学習方法
  • 実際に教えるなら 
  • 今までの認識との違い
  • まとめ

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〈目標 簡単な会話ができるようになる〉

今までの学習法

とりあえず気に入った教材を自分で探し出し、やり方を模索する(一応克服すべき課題を持った上での選択だけれど)←やみくも、出たこと勝負、やりながら考える

1 まず文法かな? 例文大事だよね。

2 とりあえず発音してみよう 音に慣れることが大事!

3 単語も覚えなきゃ

4 人と話してみよう!それから次の課題を見つけよう。

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文法→発音→単語→会話

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ざっくりとこんな感じ。

 

◯実際に教えるなら

目の前に人がいる。私の発言をキラキラした目で待っている。笑

・アイスブレイク編

・日常会話編

の順に考えてみたい。

【アイスブレイク編】

1 あいさつ 

おはよう、こんにちは、こんばんは、など

2 日本人のコミュニケーション習慣について知る

・対人関係、距離感の取り方(礼儀を重視する)

・日本人独特の仕草(お辞儀、頻繁なうなづきなど)

・思考習慣(まず同調して、調和を図ろうとするなど)

3 簡単な問いかけ、語りかけ、受け答え

今日は天気がいいですね、あなたのことを教えてください、もう一度言ってください、など。
肯定、否定の仕方(はい〜です、いいえ〜ではないです)も含む。

4 簡単なリスニング能力

典型的な応答へのリスニング力は問いかけと同じくらい大切だと思う。まずは定型文を覚えてしまおう。

 

☆ここまでの段階で、その国の人のコミュニケーション習慣への理解が意外に重要な要素なのではないかと気づく。

日本以外なら、例えば

中国:何か不都合なことが起きた場合、謝罪の言葉よりも事情の説明を大事にする

タイ:微笑みながら……

これは学習者としては後半に身につければ良いかと思っていたことだったので盲点だった。

 

そして、大切な視点だと気づいたのは、

最初はきちんとした普通の正しい日本語を

いきなり、カジュアル表現、スラングは良くないということ。

カジュアルであればすぐ仲良くなれるのは学生まで。

初対面の人同士が打ち解けるのは相手への安心感が深まってから。それまでどれだけ相手に自分の配慮が伝わるか、か重要な気がする。(はじめに配慮とか考えてしまうのは私が日本人だから?)

アイスブレイキング能力の重要性を感じる。まず親しみを持ってもらうために何をすべきか、ということ。

次に、少し深掘りして

【日常会話編】

会話にはもちろん文法も必要、ということで、文法や他の要素についても考えてみた。

まず、感情表現、形容詞を覚えてしまおう。

・悲しい、嬉しい、どんな気持ちだ、等

・それがどんなだ、等

結局、私たちは目の前の人の価値観が知りたいのだ。
それによって自分との接点を知り、仲を深めたいだけなのだ。

それで、
英語でいうところのSVC、SVOを使った文は言えるようになりたい。

写真なんかを見ながら片言でもいいから談笑できたら、はじめの一歩としてはかなり上出来なんじゃないか、と思う。

ということで、アイスブレイク編、日常会話編をまとめると

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あいさつ→その国のコミュニケーション習慣について知る→問いかけ表現、受ける表現を覚えよう+リスニング能力

感情表現、形容詞から覚える→SVC、SVOが言えるようになる

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◯今までの認識との違い

〈妄想前〉

何も言われなければ、今までの学習法(学校英語の延長線上の学習方法:机上の知識重視)で行くのだと思う。そもそも、やり方のキーワードが全然具体的じゃない。

文法→発音→単語→会話(笑)(何かを指しているようで、何にも指してはいない)

〈妄想後〉

実際目の前に人がいる、ということを具体的に想定することが何よりも大切。
そうだよね、言葉だもの。
伝える相手ありきだよね。というあたりまえの感想。

◯まとめ

会話ができるようになるためには、ガチガチの机上の知識から入る必要はない。

〈留意すべきこと〉

・その国の人のコミュニケーション習慣

・リスニング能力は大切

・まずはきちんとした普通の言葉を使う(✖️スラング

〈覚えること〉

・あいさつ

・簡単な問いかけ表現、受ける表現

・感情表現、形容詞

SVC,SVOの簡単な文構造

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◯やってみての感想

とりあえずは備忘録としてもこんなところでしょうか?

もっとレイアウト的にも中身も洗練していきたいところです。

気づき次第、改良したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!