多言語のさんぽ道

なんでもない普通の30代主婦が子育てをしながら多言語を勉強し、記録するブログです。主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

本物とはなにか。真実とはなにか。

それを、ずっとずっと探したいと思っている。

なんか青臭い、と言われるかも。そんな手垢のついたこと言って。と思われるかもしれません。

どこにでもいる、さしてなんの取り柄もない30代の女性だけれど、SNSやブログでそんな仲間が見つかればと思っています。

そして、人間の多様さを知りたい。

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今日、福沢諭吉氏の子女が自身の生家の家庭教育について、父上が"役に立つようなものはつくらぬ。役に立たぬ人間をつくる"と言っていたというのを本で読みました。上に阿って世の中を泳ぐことばかり考えているような人間を、また、重宝がられていることだけを買われている人間の価値を低いものだと指摘しているということをどうもそこでは言っているようなのです。

"役に立つ"その解釈の仕方にもよるのでしょうが、独立独歩、その人の考えを持ち、世の中を歩んでいくその姿勢の大事さを言ったものだと私は解釈しています。

それはいつの時代でも変わらず必要な姿勢です。そして、今の私にも必要なことです。

 

幼い頃から私はどちらかといえば大人(特に先生)の言うことに嬉々として従い、従順なところのある人だったと思います。

しかし大人になってみると、どこか物足りない子供時代だったのかもしれないという考えが出てきました。

もっと自分で考えればよかった、世の中の型に自分をはめずに生きてくればよかったと後悔することが今も度々あります。

周りを他人の目をうかがって、考えることを放棄して、生きることを狭めたくありません。

SNSやネットで虚実ないまぜになりつつも、様々なことが知れる時代。人と比較して落ち込む機会も沢山用意されています。

今だって、人に流され落ち込む、というその罠にひっかかりつつも、なんとか抜け出しながら日々を送っています。

知る。自分で考える。探究する。世界は広すぎて、真実を普遍的なことを探しつつも戸惑う事ばかりです。

でも、私にとっては必要なこと。止めるわけにはいかないのです。