日々の雑務、やるべきこと・やりたいことに追われていると、自分がどこかに行ってしまった感覚になります。
そんなとき、高速回転する自分の思考を止めて立ち止まってみる。深呼吸する。
すると少し時間が止まる。
◯今やってることはそんなに急いでやることかな?
◯もう少し長期的な視点でゆったり考えることはできないかな?
◯これ、やめても支障ないかな?
と落ち着いてみると、少し自分がここに戻ってくる気がする。
そういう時間が定期的に自分に必要だなと思った今日です。
お菓子が好きです。
どんなに美味しいごはんを食べても、お菓子がなかったら、私にとって生活の彩りがありません。お菓子万歳!!
そんな私のスタメンお菓子は、
黒棒!
です。九州銘菓です。見た目はふ菓子に似ているやつです。毎朝食べています。
関東から熊本に来てハマったお菓子はいくつかあるのですが(他には栗ぼうろとかピケ8とか)、ダントツでこれが好きです!
関東にいるときは食べる機会がなく、スーパーで売られていたのかも記憶にないのですが(ごめんなさい)こっちに来て銘菓を食べようと思い立ち、普段なら手に取らない素朴なお菓子を食べてみたらもう手放せません。
ふ菓子は”もそもそ”して正直苦手だったのですが、こちらは小麦粉でできているので食べ応えがあります。黒糖がじんわり甘くて最高です。
勉強するときに血糖値を上げたい時にも食べています。
私は糖質より脂質で太るタイプなので、脂質控えめの甘いものは願ったり叶ったり。
いろいろなメーカーの黒棒を試していますが、クロボー製菓が私的に一番好みです。
これからも手に入る限り食べ続けていくことでしょう!
数日前から、2年前に始めたNHKフランス語講座の本格的な復習をしています。
マイペースに続ける私の語学は、何にも急かされないのでゆっくりペース。
当時は全くの初心者だったので、ようやっと半年聞き終えたもののわからないことが多く、後半の2ヶ月はメモを取ってついていくだけという状態でした。
しかし今改めて聞き直してみると、ほぼ全て理解することができていました。
それは、その後に始めた仏検の勉強と他のテキストが様々な角度から知識を補強してくれていたからなのだと思います。
しかし、頑張るに比例して知らないうちに気持ちが「モノにしなきゃ。とにかくやらなきゃ!」(どこへ?どの程度?というのは不明瞭)という焦りに変わっていました。気持ちだけが先走り、なんか辛いなと感じることも結構ありました。今振り返ると反省です。楽しくて始めたあの頃の気持ちにちょっと申し訳ない気分。
〈当時やっていたこと〉
◯毎日講座を2回は聞くこと(テキストを見ながらなるべく丁寧に)
◯スキマ時間に習ったことを1個でも2個でもいいから思い出したり、書き出したりする
これをただ純粋に楽しい!という気持ちで繰り返していました。
スキットを実際の場面で使っている自分を想像して、カッコいいな、いつか私もそうなりたいなと想像を膨らませていました。毎日新しいことを身につけるのがただ嬉しい、そんな感じ。
一番初めが何事も一番大変。それを痛感したのがそのフランス語講座でした。
すぐに全部できるようになる、は無理かもしれないけど、その時身につけた少ないながらも確実な知識が間違いなく今の私の基礎になっている。
今振り返ってそれがわかっただけでも収穫。自分、頑張ってきたんだなぁと誉めたい気持ちにもなりました。
遅々とした歩みだけど、間違いなく前に進んで来たんだ、と自信を持つことができました。
〈当時の初心者の私の心の拠り所になった言葉〉
demain il fera jour(明日、夜が開けるだろう)
焦らずに明日を待とう、様子がわかるまでゆっくり待とう、急ぐことはない、というメッセージです。
今全部わからなくてもいいんだ、いつかきっとわかるようになる。そう思えたから、その後の勉強を続けることができました。
あの頃の希望ある気持ちを再度胸に、今日からも私は勉強を続けていきます!
通常で言えば、世間では今日は年度の仕事納めだ。
母が31年勤めた職場を退職した。
私が幼稚園の頃に再就職し、非正規雇用ではありながらも、周りに必要とされるという形で毎年契約更新を重ねての31年だ。
美術・芸術系の職場だったし、一般に広く開かれている職場だったため、私も小学生の頃はよく遊びに行ったりイベントに参加したりして、母の同僚の方々ともよく遊んでもらった。
楽しかったなぁ。そのよしみで今だに交流のある方も多いです。
母は元々同種の別の職場でのキャリアを買われて就職したので、全く知らない畑というわけではなかったから、自身の専門性を活かせる職場で働けて本人も満足だったと思う。
私が中学生の頃からは、仕事と趣味を兼ねた勉強を新たに始め、それは今でも続いている。実際に仕事で大いに役立っていたと聞く。
しかし非正規ということもあり、母の中ではいろいろと思うこともあったようだ。でも正規職員に劣らない活躍をし続けた、その努力を惜しまなかった、ということに自分の親ながら敬意を持ってしまう。フルタイムで3人の子育てをしながらだから大変だっただろう。
再就職当時、寝床で一緒に横になっていた時に「お母さん、仕事するんだ!」と嬉しそうに語ってくれた記憶が最近めずらしく蘇った。
そんな嬉しそうな母を見て私まで嬉しくなったのをなんか鮮やかに思い出す。
昨年、母は私の姉妹に「退職したら、女子大生みたいにいろいろ楽しむんだー!」と言っていたらしい笑
存分に楽しんでもらいたいと思う。
夏にはこちらで新しく生まれる孫の世話の手伝いをお願いする予定。私的には出産が母の退職後で良かった!というところだ笑
珍しくしんみりトーンの日記。
こんな日があってもいいね。
今日は以上!!
ピーナッツシリーズの訳者は言わずと知れた、谷川俊太郎氏。
個性はてんでんばらばらだけど、憎めない愛すべきキャラクター達が繰り広げるほんわかする世界をコミュニケーションの視点で考察しています。監修は精神科医の香山リカ氏。
考察といってもそんな堅苦しい感じではなく、コミックスを読みながら、「ふんふん…」と楽しみながらウィットに富んだやり取りを眺める本です。
日常の会話術、なんて肩に力を入れて読んでしまいそうな事柄だけれど、中身そのものは逆で、力を抜いていきましょうよ、と読者を誘ってくれます。
ちなみに、キャラクター紹介からはじまるので、脇役キャラまでちゃんと把握できてしまうお得な一冊でもあります。
特に気に入ったのは、
◯会話は思いつくままふくらませたり、ずらしたりが楽しい
◯同じ方向を見ていなくても一緒に話すことに意味がある
◯正当な理由がなくても大丈夫。断る時は話をずらして
他にも、優しさを必要とする場面からちょっと毒のありそうな場面でも活用できる、いろいろな視点でのメッセージが書かれています。
コミックの吹き出し部分は英語と訳文の両方があるので、ちゃっかり英語の勉強もできちゃいますね!
何回か読み返したい本になりました。