多言語のさんぽ道

なんでもない普通の30代主婦が子育てをしながら多言語を勉強し、記録するブログです。主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

初心に帰る

数日前から、2年前に始めたNHKフランス語講座の本格的な復習をしています。

マイペースに続ける私の語学は、何にも急かされないのでゆっくりペース。

当時は全くの初心者だったので、ようやっと半年聞き終えたもののわからないことが多く、後半の2ヶ月はメモを取ってついていくだけという状態でした。

しかし今改めて聞き直してみると、ほぼ全て理解することができていました。

それは、その後に始めた仏検の勉強と他のテキストが様々な角度から知識を補強してくれていたからなのだと思います。

しかし、頑張るに比例して知らないうちに気持ちが「モノにしなきゃ。とにかくやらなきゃ!」(どこへ?どの程度?というのは不明瞭)という焦りに変わっていました。気持ちだけが先走り、なんか辛いなと感じることも結構ありました。今振り返ると反省です。楽しくて始めたあの頃の気持ちにちょっと申し訳ない気分。

〈当時やっていたこと〉

◯毎日講座を2回は聞くこと(テキストを見ながらなるべく丁寧に)

◯スキマ時間に習ったことを1個でも2個でもいいから思い出したり、書き出したりする

これをただ純粋に楽しい!という気持ちで繰り返していました。

スキットを実際の場面で使っている自分を想像して、カッコいいな、いつか私もそうなりたいなと想像を膨らませていました。毎日新しいことを身につけるのがただ嬉しい、そんな感じ。

 

一番初めが何事も一番大変。それを痛感したのがそのフランス語講座でした。

すぐに全部できるようになる、は無理かもしれないけど、その時身につけた少ないながらも確実な知識が間違いなく今の私の基礎になっている。

今振り返ってそれがわかっただけでも収穫。自分、頑張ってきたんだなぁと誉めたい気持ちにもなりました。

遅々とした歩みだけど、間違いなく前に進んで来たんだ、と自信を持つことができました。

〈当時の初心者の私の心の拠り所になった言葉〉

demain il fera jour(明日、夜が開けるだろう)

焦らずに明日を待とう、様子がわかるまでゆっくり待とう、急ぐことはない、というメッセージです。

今全部わからなくてもいいんだ、いつかきっとわかるようになる。そう思えたから、その後の勉強を続けることができました。

あの頃の希望ある気持ちを再度胸に、今日からも私は勉強を続けていきます!