多言語のさんぽ道

現在、主に仏・中・英を勉強。日々の外国語学習に加えて、読書ログや日記を書いています。

母の退職に思う

通常で言えば、世間では今日は年度の仕事納めだ。

母が31年勤めた職場を退職した。

私が幼稚園の頃に再就職し、非正規雇用ではありながらも、周りに必要とされるという形で毎年契約更新を重ねての31年だ。

美術・芸術系の職場だったし、一般に広く開かれている職場だったため、私も小学生の頃はよく遊びに行ったりイベントに参加したりして、母の同僚の方々ともよく遊んでもらった。

楽しかったなぁ。そのよしみで今だに交流のある方も多いです。

 

母は元々同種の別の職場でのキャリアを買われて就職したので、全く知らない畑というわけではなかったから、自身の専門性を活かせる職場で働けて本人も満足だったと思う。

私が中学生の頃からは、仕事と趣味を兼ねた勉強を新たに始め、それは今でも続いている。実際に仕事で大いに役立っていたと聞く。

しかし非正規ということもあり、母の中ではいろいろと思うこともあったようだ。でも正規職員に劣らない活躍をし続けた、その努力を惜しまなかった、ということに自分の親ながら敬意を持ってしまう。フルタイムで3人の子育てをしながらだから大変だっただろう。

再就職当時、寝床で一緒に横になっていた時に「お母さん、仕事するんだ!」と嬉しそうに語ってくれた記憶が最近めずらしく蘇った。

そんな嬉しそうな母を見て私まで嬉しくなったのをなんか鮮やかに思い出す。

 

昨年、母は私の姉妹に「退職したら、女子大生みたいにいろいろ楽しむんだー!」と言っていたらしい笑

存分に楽しんでもらいたいと思う。

夏にはこちらで新しく生まれる孫の世話の手伝いをお願いする予定。私的には出産が母の退職後で良かった!というところだ笑

珍しくしんみりトーンの日記。

こんな日があってもいいね。

今日は以上!!